〔「共通番号制」の危険性(1) 〕Happiness Letter438

皆さま、おはようございます!
本日は、幸福実現党本部・部長代理の小川俊介氏より、「『共通番号制』の危険性」と題し、2回に分けてメッセージをお届け致します。
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【小川俊介氏寄稿】

国民一人一人に背番号を付け、税務や社会保障サービスに活用する──政府は、こうした「共通番号制」導入に向け、6月に大綱を取りまとめ、秋の臨時国会に法案を提出。2015年1月から開始する予定です。

番号制は自民党政権下で度々検討されてきましたが、「プライバシーが守れない」などの強い反対世論が噴出し、導入が見送られてきました。

番号制は「国家が国民を監視・管理する手段」だとして猛反対したのが(野党時代の)民主党ですが、いよいよ「国家社会主義政党」の本質を顕して来ました。

「共通番号制」によって、納税者の「住所」「氏名」「年金の支払い状況」「所得情報」「医療費」等、各府庁や自治体、税務署、年金機構など様々な機関が持つ情報が役所間に横断的に共有されます。

番号制は、賛否共に4割前後と国論が二分している問題であり、導入は慎重を期すべきです。

経団連から「民間での活用が可能な制度構築」の要望が出ている一方、中小企業の経営者が多い日本商工会議所からは「所得情報の活用制限」に対する要望も出ています。

行政の合理化を目指す大前研一氏は、パスポート・運転免許証・健康保険証・厚生年金手帳・印鑑登録証・医療カルテ・交通事故履歴・選挙投票など、全てを一元化することが快適な生活を実現すると提言しています。

大前氏の主張は一見、夢のような利便性を感じますが、国家が国民を管理する「国家社会主義」を志向する民主党政権下においては今一度、基本的考え方を問い直すべきです。

たとえ様々な実務上のメリットがあったとしても、病歴や収入、滞納額などの個人情報がいったん流出すれば、その被害や影響は取り返しがつきません。

幸福実現党大川隆法名誉総裁は「(共通番号制は)小説『一九八四年』そのものです。国民全員を国家の監視下に置こうとする架空の役所は『真理省』という名ですが、それが今は財務省です。番号さえ押せば国民全員の状態を掴めるというのは恐い世の中になる」と指摘されています。

そもそも、国家の役割は「国民を管理する」ことではなく、「国民の自由を保障する」ことにあります。

ましてや、国家が国民の私有財産を完全把握・常時監視することは「私有財産制の否定」に繋がりかねません。

国民の自由を守り、国民の繁栄に貢献することこそ、国家の役割です。幸福実現党は「国家社会主義」に繋がる政策には強く反対致します。(つづく)

小川 俊介
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