人生すべてに学びあり――女性の美しさを輝かせるために 大川きょう子著(幸福の科学出版刊)

心の宝物を見つけるために大切なこと。
夫婦、子育て、嫁姑・・・
あなたの悩みにも意味がある!

まえがき

 この本に書かれた内容は、私が会員向けに説法したものをまとめたものですが、各章で話したときの私の年齢がそれぞれに違います。ある意味で、その年齢で私自身が格闘していた課題が表現されています。出版するにあたり、再び読みなおしてみて、私自身、感慨深いものがあります。
 第3章の質疑応答では、自分も子育ての真っ最中で、失敗したり、悩んだりしながらのアドバイスになっています。質問者の気持ちが痛いほどにわかります。男性にとっては、こんなささいなことと思われることが、現在進行形で毎日子供と接する若い母親には、心身症になりそうなくらい、深刻になることもあります。
 一所懸命だった時代の自分の言葉は、なんだかこそばゆいような感じで、気恥ずかしいところもあります。自分自身も真剣に取り組んでいた課題を質問されて、自分への慰めも含めながら答えています。
 この本の内容が、若い女性の悩みを解決する参考になってくれることを祈ります。

 平成19年5月4日
幸福の科学副総裁兼アフロディーテ会会長 大川きょう子

あとがき

 私は大学を卒業してからすぐに結婚生活に入りました。夫からプロポーズされたその日に、「子供は5人。男3人女2人の予定」と霊示を受けました。その約束を果たすべく、2年おきに出産をくり返し、32歳で第5子を産み終えました。
 その間に、主人の霊示のお手伝いと、行事や団体運営をやってきました。
 大勢の心優しき人々が手伝ってくれたがゆえに、無事ここまでこられたと感謝しています。
 本書は、仕事をしている私と、子育てに格闘している私の、両方の面が出ている内容となっております。あちこちの世界の霊界の人と話をしながら、長男のいたづらに頭を悩ませている、そんな私の生活が、思わず知らずに出ているので、私自身も苦笑してしまいました。
 第3章の質問を受けたころは、私の子供たちもまだ小学校にあがる前の年齢でした。いまや、上の子は高校生になっています。子供は親の思い通りには育たないということを次々に証明してくれる子供たちで、私も、生真面目な人生観を変えざるをえなくなってきました。
 子育ては根気と忍耐のいる仕事です。いまは働くお母さんも増えていますが、子育ての不安は減っていないかもしれません。子育て中は自己嫌悪の繰り返しの毎日ですが、不安も不満ものりこえて、自分を慰め励ましながら、みなさん、がんばりましょう。

 平成19年5月4日
幸福の科学副総裁兼アフロディーテ会会長 大川きょう子

以上、書籍「人生すべてに学びあり」大川きょう子著(幸福の科学出版刊) 2007年8月7日 初版第1刷より抜粋させていただきました。
エル・カンターレ大川隆法総裁先生、大川きょう子副総裁先生に、心より感謝申し上げます。