幸福実現党 Happiness Letter420〔「小学校の英語必修化」は隠れた「ゆとり教育」だ(2)〕

皆さま、おはようございます!
本日は、昨日に引き続き、宮城県本部第4区支部長の村上よしあき氏より「『小学校の英語必修化』は隠れた『ゆとり教育』だ」と題し、2回目(最終回)のメッセージをお届け致します。
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【村上よしあき氏寄稿】

昨日は、2011年度から実施される小学校高学年(5・6年生)の「英語必修化」を前に、全国の学校ではその対応に一苦労していることをお伝え致しました。

実際、この「小学校の英語必修化」については、以前から各界識者からも異論が出ています。

英語教育の権威である上智大学名誉教授の渡部昇一氏も、「日本語の読み、書きが最も重要」と小学校の英語教育に反対しています。

教育内容についても、昨今の国際化の中で「会話ができない日本人の英語」が批判されることに対して、「文法・単語中心のほうが実際には社会で役に立つ」という趣旨のことをおっしゃっています。

例えば、日本人の英語は「英会話下手」と言われますが、ビジネスの世界では曖昧な会話だけでは済まされず、文法重視で論理性を大事にすることが求められます。

その意味で、中・高・大学と文法をしっかり学んでいることは本当の意味で将来、英語を使って仕事をする上で大切なのです。

導入される小学英語は中学英語とは断絶しており、「文法重視」で教えるならまだしも、会話中心の要するに「お遊び」程度のレベルであるならば、子供にとっては学力向上につながらない「時間の無駄」だと言えます。

年間35時間という英語必修化の授業時間確保のために、本来の日本語の習得や算数の鍛錬の時間が奪われるならば、それは「隠れたゆとり教育」であり、民主主義の崩壊につながる「愚民化教育」と言わざるを得ません。

私は教育政策は、単なる世論のムードで場当たり的に決めるべきではなく、しっかりした学力向上目標や国民全体の見識を高める教育政策を掲げ、正しい国家観・歴史観・宗教観をもとにして仮説や検証データに基づいて行うべきだと考えます。

こうした視点で、今後とも本当の意味で子供たちに有益な教育、「日本の未来を担うリーダーを創る教育政策」を提言してまいりたいと思います。

村上 よしあき
HP:http://ameblo.jp/yocchi-mura/
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