豊かな心を形成する――人類の危機を乗り越えるために

1 環境を言い訳にせず、一歩を進める

やる気が出ないときこそ、“自家発電”をして元気になろう

 本章では、「豊かな心を形成する」というテーマで述べていきます。
 梅雨時の、うっとうしい季節になると、九割以上の人は、朝からあまり気力が湧かず、やる気が出てこないのが普通です。そのように、環境要因に左右されて、自分の調子も悪くなってくることが多いのです。
 しかし、こういうときにこそ、「“自家発電”をして元気になろう」という気持ちを持つことがとても大事です。
 「誰もが調子のよいときに、自分も調子がよい」ということでは不十分です。周りの人たちが、「あまり元気が出ない」「やる気が出ない」というようなときに、「一歩を進める」という気持ちを持っていると、ほかの人との違いが必然的に出てくるのです。つまり、そういう梅雨時には、明るい顔で、行動したり、生活したり、お店を営業したりするだけでも、その笑顔と積極性が、繁栄への道になるのです。
 したがって、「ほかの人であれば、こういうときには、元気がないだろうな」「不愉快だろうな」「憂鬱だろうな」などと思うようなときには、「いかに、ほかの人と同じではない心の態度をつくるか」ということが大事です。ある意味で、そういう人が、周りを照らし、いろいろな持ち場でリーダーなっていく人でもあると思います。
 リーダーたらんとする者は、やはり、“自家発電”ができなければ駄目です。「言い訳をせず、環境に左右されることなく、自ら積極的に道を切り拓いていく」という心の態度を持つことが必要なのです。
 例えば、高齢の人の場合は、「梅雨時」になると、体のあちこちが痛くて何もできない」と感じるようなことがありますが、それを言い訳にしては駄目です。やはり、「言い訳なし」という姿勢を持たなくてはなりません。ほかの人が、疲弊したり、言い訳をしたくなったりするようなときに、踏みとどまって、「一歩を進める」という気持ちになることが大事であると思います。
 特に、人生経験が豊かな人であればあるほど、ほかの人への感化力が大きいので、消極的にマイナス面を考えるのではなく、積極的にプラス面を考えていく努力をしたほうがよいでしょう。
 暗い考え方に負けそうになったら、「なにくそ、負けるものか」と思って、自分でファイト(闘志)を鼓舞していく必要があります。

以上、『救世の法』――信仰と未来社会 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、地球神、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。

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