幸福実現党 Happiness Letter394〔「増税路線」にカウンターパンチ!(2)〕
皆さま、おはようございます!
昨日に引き続き、本日は、東京都第9選挙区支部長の吉井利光(よしいとしみつ)氏から「『増税路線』にカウンターパンチ!『投資』としての『減税』議論を」と題し、2回目のメッセージをお届け致します。
【吉井利光氏寄稿】
今の税制議論では経済政策と税収の関係については、ほとんど触れられません。また消費税についても、1%につき約2兆円という安易な計算がなされています。
つまり、今の税制議論は税収というパイの大きさは変わらないから、国民から税金を徴収する割合を増やすことなくして税収は増えないと言っています。
ここに「財政再建」議論における「嘘」が入り込んでいるのではないでしょうか?
なぜなら、政府として「新産業を育成する政策」「企業活動を促進する」政策で税収を増やすことは可能なはずです。
企業活動を活性化する「投資としての減税」「パイを大きくする減税」をこそ、「政治主導」で考えるべきです。
海外へのインフラの売り込みはいいのですが、本当に必要な、国内の経済活性化の議論は乏しいままなことが問題です。
なすべき努力をせずに、国民に増税をお願いすることが当たり前の議論になっている現状は、本来のあるべき「国民のための政府」の姿ではありません。
税制議論については、国民から安易な増税を許さない世論形成が必要ではないでしょうか。
菅首相は、1月4日の首相官邸での記者会見にて、社会保障と消費税を含む財源問題については「できるだけ早い時期に与野党を含めた超党派の協議を開始したい。6月頃までを一つのメドに、一つの方向性を示したい」と述べています。
しかし、なすべき努力をしないで、国民に安易な増税を求めるべきではありません。
日本を取り巻く情勢は緊迫しており、自分の国を守るためには、むしろ国防費は増やすことを考えるべきですが、今の増税議論で、国防費の財源には目を向けてすらいません。
安易な増税路線にカウンターパンチをしていくためにも、「投資としての減税」「パイを大きくする減税」を粘り強く訴えるべきです!
吉井 利光
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