『文殊菩薩の真実に迫る』――本物の文殊菩薩霊言を探して 大川隆法著(幸福の科学出版刊)

文殊智慧によって、すべての疑問は氷解した。

般若経華厳経などで有名な文殊菩薩がついに公開霊言に登場。仏陀への信仰、大乗仏教の意味、そして自らの生まれ変わりについて、真実を語った。

まえがき

 現代の子供たちにとって、親から嫉妬されることはつらいことだろう。親というものは、子供の出世に期待しつつも、同時に嫉妬もするというアンビバレントな(両義性のある)存在でもある。自慢もしたいが、自分の値打ちが下がるのがいやなのである。
 哲学者ショーペンハウエルの母は、息子が「自分は天才だ」という自覚を持っていることを知って、「母である私が天才であるのに、同じ家族にもう一人天才がいてたまるか」と息子を二階の階段から突き落としたと、大学の『哲学史』の授業で習ったことがある。
 自分は世界一頭がいいので文殊菩薩の生まれ変わりだ、と称していた母の下(もと)に、本物の文殊菩薩が転生していたとは、仏教史上、最大の皮肉でもあろうか。しかし、哲学者ショーペンハウエルの名を知っている人は多いが、彼を階段から突き落としてペシミスト(悲観論者)に変えた母の名を覚えている人はいない。歴史は繰り返すだろう。

 2011年 3月17日
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

あとがき

 かすかな期待を裏切られた方も、新しい希望を抱(いだ)かれた方もいるだろう。
 しかし、真正(しんせい)の文殊菩薩が、天台智邈(てんだいちぎ)に転生していた真実が確定すれば、逆に、仏陀の法が継承されていくことが自信をもって予想されもするだろう。
 この国は今、神罰、仏罰ともいえるような大災害からの復旧活動が始まったばかりだが、スピリチュアルな面でもこの国の再建がなされるべきだろう。
 マスコミの暗愚(あんぐ)と政権の迷走。そしてマグニチュード「9.0」の大地震と大津波。一国の存亡をかけた闇と光の戦いが、まだまだ続いているのだ。
 あきらめてはいけない。未来はまだ、私たちの掌中にあるのだ。

 2011年 3月17日
幸福の科学グループ創始者兼総裁 大川隆法

以上、『文殊菩薩の真実に迫る』――本物の文殊菩薩霊言を探して 大川隆法著(幸福の科学出版刊)より抜粋させていただきました。このような書籍を発行して下さった、地球系霊団の最高指導者、地球神、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。

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