菩薩になる方法

 菩薩になる方法を「到彼岸法(とうひがんほう)」といいますが、この到彼岸法、彼岸に到るための方法こそ、実は六波羅蜜多【六波羅蜜ともいう】なのです。
 八正道というものもありますが、これは、どちらかというと、釈尊が悟りを開く過程で、あるいは、それを維持する過程で行った個人的修行の部分に中心があります。その意味で、八正道は、出家修行者にとって、避けて通ることのできない関門なのです。
 ところが、六波羅蜜多のほうは、必ずしも出家修行者を対象にはしていません。むしろ、思想性よりも実践性のほうを重視した考え方であり、教えが普及し、広がり、実践活動に携わる人が増えていくことを前提とした思想だと言えます。

以上、『到彼岸の心』――「釈迦の本心」講義Part2より②到彼岸法としての六波羅蜜多 大川隆法著(宗教法人幸福の科学刊)より抜粋させていただきました。このような教えをお説き下さった、地球系霊団の最高指導者、地球神、主エル・カンターレ大川隆法総裁先生に心より感謝申し上げます。

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