〔中東危機に備えよ!〕Happiness Letter445

皆さま、おはようございます!
本日は、小島一郎幹事長代理より、「中東危機に備えよ!」と題し、メッセージをお届け致します。
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【小島一郎幹事長代理寄稿】

世界中がかたずを飲んで見守る、リビア情勢。

アラブ諸国で最も厳しい強権国家のリビアに中東各地の抗議デモの波が波及し、首都トリポリとシルテを除いた、トプルク、デルナ、ベイダ、ベンガジ、アジュダービャ、ミスラタ、サブラタ等の都市が次々と反政府軍に制圧されました。

リビアではデモ隊に対する無差別空爆など、暴力的鎮圧が行なわれており、国際社会からは強い非難の声が上がっています。

カダフィ大佐は首都トリポリで最後の抵抗をしていますが、誰もが、カダフィの政権が崩壊することは時間の問題だと思っていることでしょう。

リビアは世界8位の原油埋蔵量を持つ有力な産油国で、リビアの混乱を受け、エネルギー供給の不安から原油価格が急騰しています。

ドバイの原油価格の高騰と共に、北海原油、テキサス原油も合わせて高騰。110ドルラインを越えてきています。175ドルを超えるとも言われています。

今後、リビアアルジェリアの石油輸出がストップすれば、最悪240ドルまで高騰する可能性もあります。ガソリンは250円/Lくらいのイメージでしょうか。

日本経済にとってもかなりの打撃になります。我が家の生活も。。。。

今後起こりえるシナリオは4つ。

(1)カダフィ体制が反政府勢力を駆逐し、秩序を回復。

(2)軍部・市民からの支持を失ったカダフィ体制が崩壊。民主化が進む。

(3)カダフィ体制が崩壊。しかし、国内統一が出来ずに内戦状態に。

(4)欧米からの軍事介入により、カダフィを排除。

さあ、どうなるでしょうか?

(3)になりそうなところを(4)に着地でしょうか。

今週末には、反体制勢力が首都トリポリを攻撃するという情報もあります。

オバマ米大統領リビアの反政府デモ暴力弾圧は「言語道断であり許されない」と強く非難。「あらゆる選択肢を検討している」と語っています。

その言葉通り、米軍は空母3隻をペルシャ湾周辺に配備する方向で動いており、また揚陸艦も配備し、海兵隊が臨戦体制を整えています。

年初に太平洋に空母3隻を配備し、北朝鮮の暴発に対して圧力をかけて抑え込んだ時以来の臨戦体制です。

反体制勢力への攻撃が予想される今週末、リビア市民の安全を守り、そして世界経済の安定のために、欧米軍が行動するか判断がなされるものと思われます。

その時、日本はいかに行動すべきか?

今後、リビアでは更なる混乱と内戦が続くと思われますが、日本も、必要に応じて自衛隊の海外派遣等、様々な選択肢を検討すべきです。

小島 一郎
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