幸福実現党 Happiness Letter402〔本日は「尖閣の日」─迫り来る尖閣危機〕

皆さま、おはようございます!
本日は、黒川白雲政調会長より、「本日は『尖閣の日』──迫り来る尖閣危機」と題してメッセージをお届け致します。

黒川白雲政調会長寄稿】

本日1月14日は「尖閣諸島の日(尖閣諸島開拓の日)」です。

尖閣諸島を行政区域に含む石垣市議会は昨年12月、1895(明治28)年に明治政府が「尖閣諸島を日本領へ編入する」と閣議決定した1月14日を市の記念日とする条例を可決しました。この日に「尖閣は日本の領土である」ことを国民皆で共有したいと思います。

今、尖閣諸島には確実に「中国による実効支配の危機」が迫っています。1月2日の産経新聞には「尖閣領有権訴え、世界連盟」という記事が掲載されています。

記事には「沖縄県尖閣諸島の領有権を主張する香港や台湾など6カ国・地域の民間団体が2日、新団体『世界華人保釣連盟』を設立した。
6カ国・地域を軸に幅広く華人を結集、実効支配している日本に抗議するのが狙い。今年5〜6月には同諸島へ向け出航する計画もある」とあります。

特に注意すべきは、今年6月17日、同連盟が傘下の団体に号令し、世界中から船などにより尖閣諸島上陸を目指していることです。

世界を舞台に活動しているフォトジャーナリストの山本皓一氏は「6月17日は、沖縄返還協定調印40周年にあたる。これに合わせて、世界に散らばる華人系団体が『米国が日本に尖閣諸島を返還したのは無効』
中華民族が団結して釣魚島(=尖閣諸島の中国名)領有を回復する』として、600隻から800隻の民間船団を組んで、尖閣に押し寄せる計画を立てている。上陸して旗を立てるつもりのようだ」と述べています。

国際法上、領有権を主張するためには「実効的な支配を確立している状態」(いわゆる「実効支配」)が重要な要件となりますが、華人系団体による尖閣諸島上陸等の実効支配を許せば、「尖閣危機」はより一層深刻化します。

ここで教訓となるのは「フォークランド紛争」です。同紛争は、フォークランド諸島の領有権を巡ってイギリスとアルゼンチンが争った戦争です。

事の発端は、フォークランド諸島に放棄されていた捕鯨工場の解体と称して、クズ鉄回収作業員を名乗る60名近いアルゼンチンの民間人(実際は海兵隊員)がイギリスに無断で上陸し、アルゼンチンの国旗を掲揚して居座ったことにあります。

そして、アルゼンチン軍は「(無断上陸した)同胞を守る」と称して、500名の海兵隊員を上陸させています。

イギリスは多大な犠牲を払って、アルゼンチン軍に実効支配されたフォークランド諸島を奪還しましたが、もしもイギリスが島嶼防衛を怠っていなければ、そもそも同紛争は起こっていなかったはずです。

中国はフォークランド紛争の戦略研究を熱心に進めており、同様の展開が予測されます。同紛争は、たとえ民間人に対してであろうとも、「島嶼防衛に断じて隙を見せてはならない」という教訓を残しています。

政府は「毅然たる態度」で侵略勢力の接近・上陸を阻止すべく警戒態勢を強めると共に、自衛隊尖閣諸島への常駐等を進め、日本による「実効支配」を強化すべきです。

黒川 白雲
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