幸福実現党 Happiness Letter380〔孔子が泣いている〕

皆さま、おはようございます!
中国漁船衝突事件の映像流出事件について、昨日22日、海上保安庁は映像を流出させた海保職員を停職12カ月とする懲戒処分を行い、当該職員は辞職。警視庁は東京地方検察庁に当該職員を国家公務員法違反で書類送検しました。

海保職員による中国漁船の衝突映像の公開は、国民には利益になるものです。菅・仙谷両氏によるビデオ隠蔽工作こそ、国民に不利益をもたらしたのであり、裁かれるべきは菅・仙谷の両氏であります。

12月19日、大川隆法名誉総裁は御法話「『この国を守り抜け』講義」で、中国について「13億人、世界の五分の一の人口を誇っている国がノーベル平和賞の名も顔も国民に知らせないままで情報操作できる体制が今の時代にありえるということ自体が異常」と述べられています。

本日は千葉県本部第5区選挙区支部長の佐高芳行(さたかよしゆき)氏より「孔子が泣いている」と題し、メッセージをお届け致します。

【佐高芳行氏寄稿】
中国の人権活動家、劉暁波(りゅうぎょうは)氏がノーベル平和賞を受賞しました。同氏は、民主政治と基本的人権を求める「零八憲章」を起草したことにより「国家政権転覆扇動罪」で懲役11年の判決を受け、現在も収監中です。

中国は「劉氏へのノーベル平和賞授与は中国への内政干渉だ」と猛反発。関係各国には同賞の授賞式には出席しないよう、強い外交圧力をかけました。

その結果、ベトナム、フィリピンなど、東南アジアの主要国は軒並み欠席。パキスタンキューバベネズエラなど中国の友好国やロシア、イラン等も中国に同調。授賞式では計19ヶ国が欠席する異常事態となりました。

また、夫人の劉霞さんも事実上の自宅軟禁下に置かれており、本人も親族も欠席したのは100年以上にわたるノーベル平和賞の歴史上、今回が2度目という異例の事態が発生しました。

中国共産党ノーベル平和賞は「政治的な茶番」だとして、対抗して「孔子平和賞」なる賞をつくり、こちらが正統としています。正直笑ってしまいます……

初代受賞者には台湾の元副総統、連戦氏が選ばれましたが、授賞式に当人の姿なく、連戦氏の事務所は「そんな話は来ていない」として受賞を辞退。

受賞式ではなぜか、何の縁もゆかりも無い北京の小学校女児が複雑な表情でトロフィーを受け取っていました。これこそ「茶番劇」というほかありません。

孔子もいい迷惑です。そもそも、中国共産党はあの愚かな文化大革命で、儒教思想等の過去の中国の偉大な思想を葬り去った国です。もうとっくの昔に中国では孔子の思想は滅び去っています。

しかし、ここまで国が大きくなった以上、「何らかの精神性を打ち出さないといけない」という「政治的判断」から一度墓場に埋めた儒教文化を引きずり出し、形式だけ表に出した形です。

しかし「文革」の徹底により、既に「中国文化」は滅びています。実質、残っているのは「韓非子」「孫子」などが外交や戦争の手引書として読まれているだけです。

この野蛮な軍事独裁政権の「隠れ蓑」に孔子が使われるとは……孔子もさぞや心外なことでしょう。

佐高 芳行
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