幸福実現党 Happiness Letter359〔もし、尖閣諸島が中国の領土になったら?(1)〕


皆さま、おはようございます!
黄海での米韓両国の合同軍事演習が終了しましたが、引き続き、明日12月3日から沖縄などの日本周辺で日米の大規模な共同演習が行われます。特に、沖縄東方海域では尖閣諸島防衛を念頭に置いた島嶼防衛訓練が行われます。

陸海空自衛隊から約3万4100人、米陸海空軍・海兵隊から約1万400人の計4万4500人が参加。米空母ジョージ・ワシントンも合流し、先の米韓演習の6倍規模という過去最大級の演習となる予定で、「日米同盟」に基づく防衛強化が期待されます。

本日は、私、こぶな将人(まさと)より、「もし、尖閣諸島が中国の領土になったら?」と題し、2回に渡ってメッセージをお届け致します。

【こぶな将人寄稿】
中国は尖閣諸島に食指を伸ばしつつあります。なぜ、今、中国は尖閣諸島を狙っているのでしょうか?

それは、尖閣諸島が中国の領土になったときのことを考えると明確に分かります。

今回は「もし、尖閣諸島が中国の領土になったら」というシミュレーションをしてみたいと思います。あくまでも、一つの可能性を論じるものですので、ご了承頂きたいと思います。

さて、尖閣諸島が中国領になった場合、第一に、東シナ海に眠る海底資源、豊富な漁業資源が中国のものになります。

東シナ海は海底資源の宝庫で、原油埋蔵量は1000億バーレル以上、天然ガス埋蔵量が2000億立法メートル以上と言われています。世界第二位の埋蔵量を誇るイラク国内の油田に匹敵する量が見込まれています。

しかも、調査の結果、日中中間線から南東側の日本水域のほうが石油、ガスの埋蔵量が多く、日本は実は「資源大国」なのです。

しかし、この海底資源は尖閣諸島の帰属によって大きく左右されます。

日本は尖閣諸島を日本の領土に含めた形で日中中間線を引いて、日本の海域としていますが、中国は尖閣諸島を含め、大陸棚すべてが中国の海域であると主張しています。

国際エネルギー機関(IEA)が11月に発表した2010年版の「世界エネルギー見通し」によると、中国の09年のエネルギー消費量は、石油換算で22億5200万トンに達し、100年以上にわたって世界一の座にあった米国の消費量を約4%上回ったといいます。

中国は石油消費量の4割を海外に依存しており、エネルギー枯渇を克服するためには、喉から手が出るほど尖閣諸島を手に入れたいのです。

中国政府は2010年に入り、尖閣諸島など東シナ海の領土・領海問題を、台湾、チベット、新疆問題と同じ「核心的国家利益」と位置付けましたが、その背景にはこうした海底資源の問題もあるのです。(つづく)

こぶな 将人
HP:http://blog.canpan.info/kobuna/

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